袴 垂 保昌 に あふ こと 現代 語 訳。 日本古典文学摘集 宇治拾遺物語 巻第二ノ一〇 袴垂保昌に逢ふ事 原文

宇治拾遺物語『保昌と袴垂』(1)解説・品詞分解

袴 垂 保昌 に あふ こと 現代 語 訳

ありさま、態度、そぶり。 と =格助詞 思ひ =ハ行四段動詞「思ふ」の連用形 たる =存続の助動詞「たり」の連体形、接続は連用形 けしき (気色)=名詞、様子、状態。 されば世に、なびきて此の人を恐ぢ迷ふ事限り無し。 「べし」は㋜推量㋑意志㋕可能㋣当然㋱命令㋢適当のおよそ六つの意味がある。 」と問うと、今は逃げようともよもや逃がしはするまいと思われたので、 「 引 ひ 剥 は ぎ に 候ふ。 「一緒について参れ。 「追いはぎでございます。

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日本古典文学摘集 宇治拾遺物語 巻第二ノ一〇 袴垂保昌に逢ふ事 現代語訳

袴 垂 保昌 に あふ こと 現代 語 訳

保昌の子孫に武勇に長じた者がでなかったのは、 武者の家柄でなかったからだろうと 語り伝えられています。 稀有な人だ• 十月頃、衣が欲しくなったので、衣を少し手に入れようとめぼしい所々を物色していると、夜中時分、人々がすっかり寝静まった頃、朧月夜の下を、衣をたくさん着込んだ男が、指貫の股立ちをつかみ、絹の狩衣のようなものを着て、ただひとり、笛を吹き、行き過ぎるでもなく、おもむろに歩いているので• 笛を吹いている時も一流の武人は隙がないのでしょう。 ありさま、態度、そぶり。 いみじきの意味を教えてください さるべき所々の意味を教えてください 着と得の動詞の活用は何形かそれぞれ教えてください なめりの文法的説明を教えてください 我にひとこそ付きたれと思ひたる気色もなし、とありますがこれはどういう状態を表してるんですか? 係助詞「こそ」の結びの語を抜き出して答えてください 試みむ は何をしようとしているか5時以内で教えてください べく、の意味として適当なものをこれらの中から答えなさい 1推量2適当3命令4可能 袴垂が最初に心の中で思った内容がわかる部分を教えてください 次の言葉の読みを現代仮名遣いで教えてください 十月 指貫 狩衣 気色 >いみじきの意味を教えてください たいへん悪い >さるべき所々の意味を教えてください 着物を手に入れることができそうないくつかの場所 いい着物を着ている人が通りかかりそうないくつかの場所 >着と得の動詞の活用は何形かそれぞれ教えてください 着=連用形 得=未然形 >なめりの文法的説明を教えてください 断定助動詞「なり」連体形「なる」撥音便無表記+推定助動詞「めり」終止形 >我にひとこそ付きたれと思ひたる気色もなし、とありますがこれはどういう状態を表してるんですか? 保昌が、袴垂が自分についてきていることに、気づいている様子がない、という状態。 べき =当然の助動詞「べし」の連体形、接続は終止形(ラ変なら連体形)。 家の中に呼び入れて、綿の厚い衣一つをお与えになって、 「衣服が必要な時は、ここに参上してその旨を申せ。

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日本古典文学摘集 宇治拾遺物語 巻第二ノ一〇 袴垂保昌に逢ふ事 原文

袴 垂 保昌 に あふ こと 現代 語 訳

し=過去の助動詞「き」の連体形、接続は連用形 なり=断定の助動詞「なり」の終止形、接続は体言・連体形 られ=受身の助動詞「らる」の連用形、接続は未然形。 「ゆ」には受身・自発・可能の意味が含まれており、ここでは「自発」の意味で使われている。 今は昔、世に袴垂と云ふいみじ盗人の大將軍有りけり。 一〇 (二八) 袴垂保昌に逢ふ事 原文• 自分に人がついてきていると思っている様子もない。 」 終助詞 と 格助詞 問ふ ハ行四段活用・連体形 に、 接続助詞 心 ー も 係助詞 失せ サ行下二段活用・連用形 て、 接続助詞 我 代名詞 に 格助詞 も 係助詞 あら ラ行変格活用・未然形 で、 接続助詞 つい居 ワ行上一段活用・未然形 られ 自発の助動詞・連用形 ぬ。 」と ばかり言ひかけて、また同じやうに笛吹きて行く。 ますます笛を吹きながら進むので、(袴垂は)試してみようと思って、足音を高くして(その人に)走り寄ってみるのですが、笛を吹きながら(袴垂のことを)振り返って見たその様子に、(袴垂は、その人に)襲いかかることができそうだとは思われなかったので、走って逃げてしまいました。

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宇治拾遺物語『保昌と袴垂』(2)解説・品詞分解

袴 垂 保昌 に あふ こと 現代 語 訳

袴垂は、ますます思いました。 しか=過去の助動詞「き」の已然形、接続は連用形。 それもそのはず、保昌は源頼光の四天王のひとりとして、大江山の酒呑童子を討つなど、武略に優れていた。 と答えると• 家のうちに呼び入れて、綿あつき衣一つを給はりて、 「衣の用あらん時は、参りて申せ。 たとえ相手が鬼であっても、一人しかいないのだから、恐ろしいこともないはずなのに、どうしたわけか、心も肝も消え入るばかりに恐ろしい、こう思った袴垂は、我を忘れて立ち尽くしたのだった。

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藤原保昌朝臣、盗人袴垂に値へる語:今昔物語集巻二十五第七

袴 垂 保昌 に あふ こと 現代 語 訳

ぬ=完了の助動詞「ぬ」の終止形、接続は連用形 笛を吹きながら振り返った様子は、襲いかかることができそうにも思えなかったので、走り退いてしまった。 いづこぞと思へば、摂津前司保昌といふ人なりけり。 ああ、これこそ、おれに衣をくれようと出てきた人だな• このように、何度も何度もあれこれ色々とするが、ほんの少しも騒ぎたてる様子がない。 袴垂は、邸から帰るときに、この邸は誰の邸だったろうと考えてみると、 摂津前司藤原保昌(ふじわらのやすまさ)という人物の邸でした。 」と問ふに、心も失せて、我にもあらで、ついゐられぬ。 あはれこれこそ我に衣得させんとて出でたる人なめり• 」と答ふれば、 「通称は、袴垂と言われております。

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藤原保昌朝臣、盗人袴垂に値へる語:今昔物語集巻二十五第七

袴 垂 保昌 に あふ こと 現代 語 訳

」と、 捕 と らへ られて後、語り ける。 この人の気色、今は逃ぐとも、よも逃がさじと覚えければ、鬼に神取られたるやうにて、 ともに行くほどに、家に行き着きぬ。 いみじかりし人のありさまなりと、とらへられて後、語りける。 而るに、つゆ家の兵にも劣らずとして、心太く、手聞き、強力にして、思量の有る事もいみじければ、公も此の人を兵の道に仕はるるに、聊か心もと無き事無かりき。 適切である、ふさわしい、しかるべきだ。 走りかかりて衣を 剥 は がんと思ふに、あやしく物のおそろしくおぼえければ、添ひて二 、 三町ばかり行けども、 走りかかって着物をはぎ取ろうと思うが、不思議になんとなく恐ろしく感じられたので、あとについて二三町ほど行くが、 我 =代名詞 に =格助詞 人 =名詞 こそ =強調の係助詞、結びは已然形となる。 行け =カ行四段動詞「行く」の已然形 ども =逆接の接続助詞、活用語の已然形につく。

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