フィンランド maas。 欧州の交通サービス「MaaS」は日本に根付くか

移動の概念が180度変わる ~MaaSが秘める移動の可能性~

フィンランド maas

料金体系は、月額無料の「Whim To Go(ウィムトゥーゴー)」、月額数千円の「Whim urban(ウィムアーバン)」、月額数万円の「Whim Unlimited(ウィムアンリミテッド)」の3つの運賃体系をとっている。 将来的には交通事業者との連携を拡大し、2020年までに複数の交通機関への導入を見据えているようだ。 経路内に存在する各移動サービスが一つの運営主体に統合されたようなイメージだ。 北米でも広くサービスを展開している。 またドイツではインダストリー4. MaaSレベル3では、羽田空港から江の島までが一つのエリアに含まれ、タクシーなどは距離に応じてオプション扱いとなる可能性もあるが、基本的にどの経路・移動サービスを利用しても定額で決済されることになる。 カーシェアは、パーク24系列のタイムズ24が運営する国内最大のカーシェアサービス「タイムズカープラス」をはじめ、自動車リース、レンタカーでおなじみのオリックス自動車株式会社による「オリックスカーシェア」、2019年内にサービスを本格化させるトヨタ自動車の「トヨタシェア」、三井不動産リアルティ株式会社が運営する「カレコ・カーシェアリングクラブ」、名鉄協商株式会社が運営する「カリテコ」、ISホールディングス傘下の株式会社アース・カーが運営する「アースカー」、日産自動車が2018年1月に開始した「NISSAN e-シェアモビ」などが代表的だ。

次の

MaaS

フィンランド maas

トヨタファイナンシャルサービスとあいおいニッセイ同和損保、デンソーが出資したMaaS Global社が提供するスマホアプリ「Whim(ウィム)」とは何か。 しかしWhimはさらに一歩上を行く、画期的なアプリだったのである。 GoLA(ゴーエルエー)・・ロサンゼルス サービス提供者:ロサンゼルス市 サービス展開地域:ロサンゼルス 運営スタイル:官主導 1980年代、米国のロサンゼルスには基幹公共交通がほとんどなく、トロリーバスや路面電車が都市交通の中核を担うサンフランシスコとは対照的に、お世辞でも交通の便が良いと言える都市ではありませんでした。 6台で日本に近いが、携帯電話の保有率はかつてノキアが世界一の携帯電話メーカーだったこともあり、1. Whimには、その地域の公共交通機関をはじめタクシーや鉄道、カーシェアリング、ライドシェアリング、サイクルシェアといったあらゆる移動サービスが一元的に登録されており、アプリで目的地を設定すると、最適な移動手段や経路を自動で提案してくれる。 その後は同時期に設立されたITSフィンランドが主体となって構築を進め、2014年に首都ヘルシンキで行われたITSカンファレンスでMaaSの概念を発表する。

次の

「日・フィンランド 地方版MaaSの実装に向けたワークショップ」開催レポート

フィンランド maas

2019年1月には、公共交通チケットサービスを提供している英Masabi社と日本における総代理店契約を締結し、経路検索をはじめチケット購入・乗車をスマートフォンだけで完結させる「モバイルチケットサービス」を2019年から本格的に提供開始する。 交通手段の最適化が環境負荷の軽減に Whimは、公共交通機関を有効活用していることから、環境に配慮した取り組みといえます。 アイシン精機の加藤氏からは「新しいことをやるためにはパワーが必要であるが、メーカーもリスクを負って取り組んでおり、関わるプレイヤー皆でリスクを按分しながら地方におけるMaaSを実装していきたい」と呼びかけがあり、ワークショップは締めくくられた。 民間におけるMaaSの完成はこのレベル3とされている。 スマートフォンで検索から予約、代金の支払いを一括でできるようになる• 現状、都市部でのサブスクリプションモデルが成功していますが、ヘルシンキ以外での適用など課題はあると思っています。 また先日の記者会見では孫正義ソフトバンクグループ会長兼社長が、自動運転車は高価なのでライドシェアなどの稼働率の高い分野から普及していくだろうと話していた。 設立3年で、グループ4社へと拡大し、デジタル系事業開発に従事している。

次の

MaaS発祥の地フィンランドの最強アプリ

フィンランド maas

昨今のMaaSを取り巻く状況を見て、その特質を改めて思い知らされている。 メリットも多く、MaaSの良さにこれから気づいていく人も増加していくことでしょう。 都市部においては、渋滞抑制効果とともにいかに効率よくシームレスに乗客を移動させるかが重要な要素となる。 公共交通を含めた「移動」を一括したサービス• 【参考】三井不動産との協業については「」も参照。 例えば、電車やバスなどの公共交通機関をはじめ、タクシーやライドシェア、サイクルシェア、飛行機、船など、各移動サービスの予約や決済などが一つのプラットフォーム、いわば一つのアプリ上で行うことができるようにするイメージだ。 しかし、ドイツが属する欧州では、いくつも国をまたいで移動するユーザーや陸路だけではなく航空機を利用する方も多いことから、DBは2013年、都市間・国際間輸送に対応する新MaaSアプリ「Qixxit(キクシット)」を開発、追加リリースしました。

次の

【現地取材】MaaSを世界初導入したフィンランド・ヘルシンキの交通事情 ―MaaS最先端都市ヘルシンキ編①

フィンランド maas

単体ではプラットフォーム化の必要性が薄い移動サービスや、単体で十分利便性を発揮できる移動サービスなどさまざまなサービスが存在するが、目的地まで複数の移動手段がある場合や乗り換えの必要がある場合など、各移動サービスがシームレスにつながれば利用者の効用はより高まり、各移動サービス事業者にも相乗効果が発生し始める。 ・高齢者の医療費の減少と地域の活性化に 上記のように、交通手段の変革により、高齢者が積極的に外出することによって、さらなる効果が考えられている。 MaaSは一定のエリア内における交通・移動サービスの統合が主体となるため、各エリア内の移動サービス事業者が連携し、プラットフォームを構築していくスタンスが基本となるが、ある程度成熟すると、MaaS未導入地域に向けた汎用性の高いプラットフォームサービスが登場し、競合していく可能性が考えられる。 2016年に民間企業MaaS Globalが起業し、MaaS初のアプリとなるWhim(ウィム)を提供してフィンランドでサービスを開始した。 民間タクシーの参入障壁の緩和、Uberの解禁など、様々な規制緩和が行われています。 まったくなかったわけではありませんが、彼らにはデジタル技術やデータ活用において知見も深く、サービス創出の力を持っています。 サイクルシェア(レンタサイクル)では、ソフトバンク傘下のオープンストリート社が運営する「HELLO CYCLING」、NTTドコモ傘下のドコモ・バイクシェア社の「ドコモ・バイクシェア」が大きく展開している。

次の

移動の概念が180度変わる ~MaaSが秘める移動の可能性~

フィンランド maas

これまでは鉄道で大量かつ安全・安定した輸送を提供させていただいているが、それ以外の価値がどんどん増加してくる中で何もせずに指をくわえて見ていると、知らぬ間に鉄道の利用頻度が下がってしまうと思われる。 このマイカーに対して個人の支出が大きいことも懸念材料だった。 In many cities, getting from point A to point B is difficult at nearly any time of day, and sometimes downright miserable. 「ウィム・アーバン」は電車、バス、トラム、フェリーなど、ヘルシンキ市交通局の全交通機関が乗り放題で、タクシーは10ユーロ分までが利用できる。 交通とITに関わるさまざまなサービスをつくっていた同氏。 ITFのPhilippe Crist氏からは、MaaSには共通的なゴールがあるのではないか、という発言があった。 MaaSの市場規模と進行レベル インドに本社を構える、ワイズガイ・リサーチ・コンサルタント社の発表によると、2017年時点で約2兆7,000億円だった世界のMaaS市場が、2025年には約25兆円まで拡大するとされています。

次の